スイングアーム交換

今回、カタナにxjr1200のスイングアームを流用しようとしています。

いままではインパルス400のスイングアームを入れていました。
インパルスのスイングアーム流用なら敷居は高くありません。

インパルススイングアーム→カタナの場合
・スイングアームピボット部
>加工不要
インパルスのピボットシャフトは20㎜カタナは16㎜ですが、スイングアーム側のニードルベアリングは同じで、スペーサの厚みのみが異なります。
ですから、カタナの16㎜のシャフト用スペーサを使用することで互換できます。

・リアサス取り付け部
>アッパー側に10㎜程度スペーサ入れれば加工不要です。

・アクスル部
>インパルス流用なら加工不要チェーンラインはドライブスプロケットやドリブンスプロケットで調整
インパルスのホイールは4インチ
RF400のホイールは4.5インチ
イナズマ400のホイールは5.5インチ
 
私の場合は
イナズマ400の5.5インチホイール
RF400のハブ
ベアリング打ち換え、
数ミリ右にオフセット
チェーンは520
180/55でもピレリやナンカンなど細身限定ですが収まっていました。
ダンロップとかはトレッド幅が180サイズでも180以上あるので、チェーンに干渉します。

ただ、タイヤが太くても、リア周りが貧弱そうに見えるので幅広で太いヤマハに変更
したくなった。何といってもチェーン引き部分の意匠がメカメカしくて恰好がいい。

ところがどっこい

XJR1200の場合(お勧めしない)

・スイングアームピボット部
>要加工
xjrの方がだいぶ広いので左右幅をつめる必要あり。
これに伴い、ニードルベアリングを幅が狭いものにするか、ベアリングの逃げを業者に加工してもらう必要あり。
シャフト20㎜なので16㎜にするカラーを作成する必要あり。
カタナのカラーを流用可能だが、左右カラー間に入れる位置出しカラーも必要
  
チェーンスライダーも純正のもまたは代用品が必要、純正を利用する場合、ピボット
幅を変更してるので加工が必要ナイフで切れるから加工自体は容易

・リアサス取り付け部
>要加工
スイングアーム側が外すぎるため、上側にスペーサ入れるだけでは足りない。
足りないくらい外側に逃がす必要あり。
または、下側マウントを内側に移設する必要あり。
ここが一番ハードル高いです。
溶接環境がないとどうしようもないです。
図面書いて、溶接してくれるところを探して10000円でやってもらいました。

・アクスル部
>要加工
xjr1200からの移植の場合、ハブ加工などでチェーンラインを出すか、フレームに逃げ加工する必要あり。
どちらも大仕事。
私の場合は、もともとのホイール回りセットをベアリング20㎜に打ち換えて、それに合わせてスペーサ用意して装着

とにかく違いすぎるのでプライベートで実施するのはまったくおすすめできない。

でもぶっとい。





 










このアジャスタが部分がカッコいい。
トルクロッドもミスミで売ってるもので自作。

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