メーター更改 さらにその後。

さてさて、普通なら心が折れていたであろう、メーター更改ですが、
コロナウイルスで外出自粛&GWのため、有り余る時間があったせい
で進展しました。

スピードメーターですが、Activeのメータで採用されている近接センサ
を手に入れました。信頼のパナソニック製です。マグネットセンサーが
怪しいのと、最悪だめでもActiveのメータに使用できるためです。

取り合えず、マグネットセンサーと同様の方法で接続してみますが、
動作しません。3本線を入れ替えてもだめ、うっすらLEDが
点灯しっぱなし。本来なら金属に近づくと点灯するはずですので、
おかしな状態です。
やべぇやっちった、また無駄な買い物しちゃったかな?

ただ、
Activeのメータに接続すると動作するので、初期不良ではなさそうです。

Lapcom本体ケーブルからの電源がどうなってるか調べると、3.5v
程度(そもそも電源は3.6vなので)対して、センサーの動作環境は
12v~ とある。 試しにDV12vを供給して動作確認すると、

おっ!


ちゃんと動作する。
なので、Lapcom本体からではなく、車体からセンサーに直接電源を
供給してあげて、信号だけメーターに入れてあげればいいはず。

ということで配線を加工して完了。

近接センサーを取り付けるブラケットを作成します。
といってもアルミ板を切り出して曲げただけ。

本当はみえないところのほうがいいんだけど、トラブル対処を考える
と、アクセスしやすい場所のほうがいいのでここで。
まだこの時点ではマグネットがついていますが、これは金属に反応
するタイプなので、磁石はこの後取り外します。

裏側は、こんな感じ。


次は油温センサー
ほうぼう調べるとセンサーに使用されている素子は、温度によって
抵抗が変わるタイプと温度によって電圧が発生するタイプのものが
あって、どうやらLapcomは後者らしい。
バイク用のアクセサリとして販売されているほとんどの水温計や
油温計などは、前者(だと思う)ので、動作しないわけです。

で、信頼のオムロン製の熱電対。
まだいろいろ知らない状況で、ちゃんと取り付けられればよろしい
のだろ?って感じで、アダプタ用にM16のプラグを購入したりして。


M16の真鍮でできたシールプラグなるもの。(300円くらい)
センサーをこれに差し込めるように加工する。



M16のプラグに取付用の穴開けます。
穴は貫通させずに、センサーの頭に当たる深さで止めて、
タップを切ります。


あとはセンサーを取り付ければ完成です。


単体では、手に持てばLapcomの温度計は適温まで上がりました。
ハンダごてにあてれば相応の温度まで上がったので表示は正しそうです。
あくまで単体では。

タコメーターは、ちゃんと動作しないのですが、キーワードはノイズ
らしくいろいろ対策がありました。
1:バイクの回転信号を素直に入れる
2:プラグキャップにクリップでアンテナを止める。
3:プラグコードにノイズリダクションコードを這わせる。
の3種類を取り付けておいて、外で差し替えできるようにしていざテスト。

タコメータは3から。
エンジンオンで、タコメーターは反応。
走りだすと、スピードメーターも正常っぽい感じで計測

おっ! キタ~~~~~~ 天才 σ(゚∀゚ )オレ 天才!
(正しいもの使えば動作するのは当たり前)

でも、
タコメーターは反応していないときもあるっぽい。

かっこよく作った油温は・・・

978℃  汗。

とりあえずそのまま走行、スピードメータは良さそう。
タコメータはやはり怪しいので、1に変更したが、やはり高回転がだめで、
2にしたらそれっぽい感じになった。

各ギアの減速比をメーターに設定しておくと、
回転数とスピードで想定されるギアが表示されるのですが、
それも表示されています。

あとは油温
途中で止めて、配線確認したが問題なし。
アダプタに対してきつく締めて素子が変形してしまっているのかも?
ともって、少し緩めるが変わらず。
センサを外してみると、正しいっぽい値になる。
接触かな?と思ってうねうねさせても、正しいまま。
直っちゃったかな?
って取り付けると再び978℃。
どうやら車体に接触させると誤表示してしまうようです。

熱電対は、センサーの先が浮いてるタイプと、接触しているものがあるの
ですが、サイズ的に今回のものだと接触タイプしかありません。
配線のつなぎを変えても、やはり先っぽを車体に接触させるとだめ。

どうやら、センサーを絶縁して浮かせないと駄目なようです。
せっかくタップ立てたのですが、ドリルでさらって拡大して、
新たにM8のタップを立て、そこにゴムのスペーサーを介して
ねじ込み、取りけました。
センサーの先は浮いているので、温度は低めに表示されると思いますが、
仕方ありません。

とりあえずこれで、メーターとして使えると思います。

改めて、Lapcomは公道用には向きません。
まあ、すでに販売されていませんし、サポートも終了していますので、
のでこれから新規で購入する物好きもいないと思いますが、

外部電源仕様にメーカーで使用されたもので、センサーフルセットなら
いいかもしれませんが、本体+αでどうにかなるんじゃない?と
思ったのは甘かったです。

たまたま安く購入できたのでよかったですが KOSOとかのバイク
用でかっこいいやつを選んだほうが確実だし便利です。



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